2013-03-16 路地裏生活 君がみつめたから、僕は足を踏み入れた。 君が逃げ出したから、僕は先へ歩んだ。 君がいなかったから、僕は更に奥へ進んだ。 僕が路地に迷い込むのにはそれ位の理由が必要で、 僕が路地に迷い込むにはそれ位の理由でいい。 君がいなかったら、僕はきっとこのままここにいて、 きっと出口はどこかにあるのだろうと、ずっと彷徨うに違いない。君を知らなかったら迷うことなく僕は通り過ぎたに違いない。