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撮らされてしまった!

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曇天の空、小雨の午後十三時。
西の空が段々と明るくなってきたのでカメラと数本のレンズ、フィルム。
それからコーヒーを入れた水筒をバッグに詰めて歩きはじめる。
行きかう人々。街の往来。少し歩いた頃、コンビニの前で一服することにする。
西へ向かう傘をさす人、西から来る人は傘を畳んでいるようだ。

真っ直ぐな道を歩く。子供が自転車で走り去っていき若者が楽しそうに歩いてくる。
雨が上がる匂いは経験よりもそれを早く捉えるのに若さが必要なんだろう。

また少し歩く、午後十四時。
雨はもう降っていないけれどチャコールグレーの空はまだもうもうとした雲に覆われていた。
またベンチに座る。一服の為だ。
そこいらで煙草が吸えなくなって久しいが、そのおかげで喫煙可能な場所を察することに長けてきた気がする。これは経験であって年齢は関係がない。

初老の女性が孫らしき男の子と散歩をしている。
この場合どちらがどちらでもなくこれから雲が無くなることを勘付いて自然と家を出てきたのかもしれない。

そんな発想に至るなんて、天候は大切なことか?
そう思うとこだわっていた自分がだんだん可笑しくなってくる。そして雲の切れ間から光が指してきた。

でもどうだろう、あれほど期待していたのにその思いが高まれば高まるほどその瞬間は呆気なく感じた。なんだかつまらなくなってきた。

そんな時だ。

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